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てんぷら油リサイクル大作戦/作戦の目的

環境先進国といわれるドイツでは160倍!

使い終わった天ぷら油、みなさんのご家庭ではどうしていますか?
固めてゴミ箱にポイ、していませんか?
ところが、この天ぷら油。じょうずに精製すればバスを走らすことだってできる、立派なエネルギー資源になるのです。しかも、石油などの地下資源とちがってCO2も増えない、環境にやさしい資源です。

いま日本では1年間に200万トン以上の植物油が供給されているそうです。
そのうち廃食油として捨てられるのは約47万トン、さらにそのうち家庭から捨てられる廃食油は約20〜30万トン以上と言われています。1世帯あたりの平均になおすと約4リットル弱となります。

環境先進国といわれるドイツでは、年間80万キロリットル以上の植物性燃料が作られており、今後この生産量を250万キロリットルまで伸ばしていく計画があります。これに対して、日本における植物性燃料の生産量は、年間で5000キロリットル。現在のドイツと比較しても160倍もの開きがあり、その格差はますます広がっていくかもしれません。


植物性燃料の課題

植物性燃料については、日本国内でも既にいろいろな地域でがんばっている人たちがいます。京都市をはじめいくつかの自治体では積極的に植物性燃料の導入を推進する動きが見られます。各地で植物性燃料をつくるプラントを運営している企業もあります。地域の学校や住民が一体となって廃食油を回収しリサイクルに取り組んでいる地域もあります。

しかしながら、植物性燃料の供給量は依然として少ないですし、植物性燃料に対する国としての政策的位置づけや関心もまだまだ低いといわざるを得ない状況にあります。

具体的に挙げられる課題としてひとつ挙げるとすれば、税制の問題があります。植物性燃料100 %使用の場合、軽油取引税はかかりませんが、仮に植物性燃料20%、軽油80%とした場合、軽油取引税は燃料の全量に対して課税される仕組みになっています。
つまり、植物性燃料を使おうと使うまいとかかる税金は同じ、植物性燃料の生産コストをカウントすると、むしろ植物性燃料を混合すると100%軽油と比較してコストが高くなる構造にあります。しかし、もし国が植物性燃料を本気で推進するなら、植物性燃料の配合比率に従って税率を下げるというような取り扱いも十分に考えられるでしょう。

また、ディーゼル燃料というものに対する全般的なネガティブイメージも足かせとなっています。軽油に灯油や重油を混合させ「不正軽油」の問題は、深刻な大気汚染を招きました。不正軽油の問題によって、ディーゼル燃料全体のイメージが低下したことは否めません。しかしながら、不正軽油があることによって、植物性燃料までイメージダウンしてしまうのは避けなければなりません。悪いものは悪い、いいものはいい。私たちは、その見極めができるようになることが必要です。

※現在、車検証燃料欄「軽油」に加え、備考欄に「廃食油燃料併用」と申請し運行できるようになりました。詳しくはお近くの陸運局へお問い合わせ下さい。(市販のすべてのディーゼルエンジン車に使用が可能です



廃食油のリサイクル、はじめてみませんか?

植物性燃料を大規模に生産するためには、国内の農地では不十分であり海外のプランテーションが必要、という議論もあります。これはこれで大いに議論することだと思います。と同時に、いま現に日本国内で生産できている植物性燃料は5000キロリットルであるという現状を冷静に考えてみれば、家庭から出る廃食油のうち仮に10%だけを回収・再生したとしても2万キロリットル以上にまで伸ばせるわけです。それだけでも、いまの4倍です。そして、もっとがんばれば10万キロリットル、20万キロリットルと回収・再生する量を伸ばしていくこともできるかもしれません。そうした余地があるとしたら、まずは私たちが捨てている廃食油を再生させるところから、始めてみてはどうでしょうか。



多くの人に植物性燃料のことを知ってもらいたい!

エネルギー問題を考える絶好の素材が、すべての家庭の台所にあったということをまずは知ることが大事です。なるほど、植物性燃料というものがそもそも存在して、それっていいことだよね、どうやったらもっと広がるかな、と考えるきっかけができること。その結果として、ディーゼルってイメージ悪かったけど、こんないいところもあるんだ、とか、はたまた、植物性燃料を混ぜても軽油取引税が一律にかかるのって、一考の余地あるよね、とか、そういった公共の議論が広がっていくこと。その第一歩になることを、私たちは願っています。
でも、何よりも、いろいろ議論する前に、百聞は一見にしかず。

だからこそ、私たちはアースデイの日、代々木公園のステージの自家発電を植物性燃料で賄い、天ぷら油で走るバスで渋谷を回遊することで、多くの人に植物性燃料のことを知ってもらいたいと思っています。

さあ、まずは肩の力を抜いて、ちょっと想像してみてください。
あなたの街を行きかうバスが、天ぷら油で走っている姿を。
そして、その排気ガスには、ほのかに揚げ物の香りがただよう光景を。

→天ぷら油リサイクル燃料についての詳しくはコチラ


天ぷら油リサイクル大作戦は『東京朝市アースデイマーケット』を応援しています。
 
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